夏真っ盛りの、7月某日、堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」 の内覧会に行って来ましたので、レポートいたします。※2018年9月9日をもって、終了いたしました。
◆堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」
2008年オープンした堂島リバーフォーラムでは、この夏、開館10周年を記念した特別企画、「千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」 を開催しています。
この特別企画展では、生命に不可欠であり神秘的でもある「水」をテーマに、世界的アーティストである画家の千住博氏と、日本各地はもとより世界各国でデジタルアートの制作を行っているチームラボとのコラボレーションが実現し、世界に一つだけの作品を展示しています。また、「水」の書は、高野山真言宗総本山金剛峯寺の宗務総長、添田隆昭氏の揮毫によるもの。まさに、奇跡のコラボレーション展、となっています。
◆圧倒的な作品の存在感
スタンディング形式で約2,000名収容可能なホール全体にひとつの作品が展示してあるという圧倒的な作品の存在感。額縁に展示してある作品をひとつひとつ順番に鑑賞していくという従来の展覧会の常識は、見事なまでに覆され、斬新な展示手法にまずは感銘を受けることになりました。
チームラボの作品は、一筆書きのように全て連続して繋がっているひとつの連続した波が、止まることなく繰り返され、空間全体を作品とするインスタレーションとなっており、まるで現世界ではない別の世界に連れていかれるかのような印象。止まることのない水の流れに、これまでの自分自身の来し方を顧みるように、立ち止まっていつまでも作品を鑑賞していたくなります。
さらに奥に進むと、千住博氏の代名詞ともいえる水の作品である、「The Fall」が見えてきます。風で作品がゆらぐため、ひとつの作品でありながら、鑑賞者それぞれが違った作品を見るかのような印象。チームラボの「動」に対し、千住作品は「静」。この2つの作品が相まってひとつの作品を構成しているというなんとも贅沢な空間となっています。
◆真夏のアート鑑賞で、心も体もリフレッシュ!
オフィスワーカーのまち中之島ですが、実は、アート施設も充実しています。その中でも、堂島リバーフォーラムは、今回のような自主企画展を実施するなど、中之島のアートシーンの最先端を走り、今後の企画展にも期待が膨らみます。
あなたも、ぜひ、中之島でアートな一日を過ごしてみませんか!
(2018年7月現在)
堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」
開催日時
2018年7月14日(土)~9月9日(日)11時~19時 入館は閉館30分前まで
入場料
一般1,000円、高校生以下500円
※未就学児無料
※障がい者手帳をお持ちの方、付き添いの方は半額となります。受付にてご提示ください。
アクセス
○京阪中之島線「中之島駅」・阪神本線「福島駅」より徒歩約5分
○JR大阪環状線「福島駅」・JR東西線「新福島駅」より徒歩約8分
○大阪メトロ 四つ橋線「肥後橋駅」より 徒歩約12分
今年もやって来ました、水の都大阪を代表するイベント「水都大阪フェス2017」! さまざまな注目イベントが満載の10月15日、さっそく取材に行ってきましたが、この日は一日中雨模様。
しかしながら、イベント自体は、雨にも負けない盛り上がりを見せておりましたので、その模様をお伝えいたします。(詳細は、オフィシャルページよりご確認ください。)※2017年10月29日をもって終了しました。
雨の中、ハートウォームなライブに、ほっこり!
水辺ステージでは、13時からのABCラジオ「STAR☆MUSIC☆SUNDAY in 水都大阪フェス2017」の公開生放送を皮切りに、夕方まで音楽ライブが続きました。
ブルース、フォークなどのバンドが次々と登場。心あたたまる歌と演奏で、雨で冷える会場も何だか暖かく感じたほど。
ステージ周辺では、ケータリングカーによるNAKANOSHIMA CAFÉも登場。お客さまも、ゆったりとした気分でフェスを楽しんでいました。
ケータリングカーを使ったカフェ。チキンサンドやロコモコ丼など、オリジナルメニューもありました。
ご覧の豆乳ドーナッツ、プリンや、クレープの移動販売も。おやつに最高!
フード・ドリンクコーナー。中央に立つのは、「水辺のまちあそび」の総合プロデューサーを務められている松下大輔さん。いつも楽しいイベント、ありがとうございます。
ドイツワインの無料試飲ブース。早速、いただきました。とっても美味!
ご馳走様でした。
本当のクルーズに出かけたみたい! VRクルーズ体験
「水辺ステージ」のそばでは、注目の「VRリバークルーズ体験」ブースも盛り上がりを見せていました。
VRゴーグルを付けると、もうそこは水都大阪クルーズの船内! しかも舳先に乗っているかのような映像で、現実ではおよそ体験できないものが、リアルに体験できました。
青空のもとクルーズしているかと思えば、夜のネオン街の道頓堀川へ。
思わず「すご~い!」と声が出てしまいました。
あまりにもリアル過ぎて、ずっとゴーグルを付けたままでいると、船酔いするかも。
水都大阪コンソーシアムの西村勝ディレクターは「このVR体験をきっかけに、実際のリバークルーズを楽しんでくれる人が増えるとうれしいです」と語っておられました。
VRクルーズ体験のブース。
小さなお子さまも楽しんでいました。
このゴーグルをつけると、360度、仮想体験の世界に!
どんどん引きこまれます。
夜は光と炎と水のパフォーマンスと、アイドルの歌に熱狂
日が暮れてからは、「水上ステージ」で、一大パフォーマンスが始まりました。
まずは、パフォーマンス集団「かぐづち」による、水、LEDやレーザー、炎を使ったパフォーマンスです。
極彩色のライトが飛び交う中、水と炎による魔術的な空間が生まれ、観客誰もが言葉を失うほどの感動に包まれていました。
「かぐづち」のパフォーマンスの合間には、国内6番目のAKB姉妹グループ「STU48」が、お馴染AKBナンバーを中心に、元気いっぱいのステージを展開。
雨が降り止まないあいにくのコンディションでしたが、「水上ステージ」と客席だけは、熱い躍動的な場となり、みんな楽しい思いでいっぱいになっていました。
「かぐづち」の圧倒的なパフォーマンスに、誰もが魅入られていました。
クルーズを中心に、イベントはまだまだ続く
「水都大阪フェス2017」は10月14日・15日に最大のヤマ場を迎えましたが、秋のリバークルーズなどのアトラクションは、10月末から11月初旬まで続いています。
船上でバーベキューを楽しむことができる「BBQクルーズ」は10月31日まで、バラ園を水上から眺めることができる「バラクルーズ」は11月初旬まで運行中です。もちろん、すっかりお馴染のアクアライナーは、連日就航しています。
この機会に、あなたもぜひ「水都大阪」の魅力を再発見してください。
水都大阪の魅力は、やはり水面からの眺め。一度はクルーズしてみたいものですね。
(2017年10月/※画像はイメージです)
開催日時
2017年10月7日(土)~10月29日(日)
中之島公園へのアクセス
○地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜」駅 徒歩1分
○地下鉄中之島線「なにわ橋」駅 徒歩3分
○地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅 徒歩5分
2016年もあとわずか。「OSAKA光のルネサンス2016」と「中之島ウエスト冬ものがたり2016」がいよいよ開幕し、いま、中之島は1年の締めくくりにふさわしい輝きと華々しい雰囲気に包まれています。
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夕暮れ時の中央公会堂前。高らかなファンファーレを合図に「OSAKA光のルネサンス」のオープニングセレモニーが行われました。吉村大阪市長、プログラムの制作に携わられた学生のみなさんやアーティストの方、そして、スペシャル・ゲストとして夏のリオ・オリンピックで卓球の銅メダルを獲得した伊藤美誠選手が参加されての賑やかな式典となりました。
極寒のなか、かじかむ指で演奏された
Shionウインドオーケストラのみなさん
ドレッシーな装いの伊藤選手の貴重なショット。
隣は吉村大阪市長です。
中之島イルミネーションストリート。
歩くとテンションがあがりますね!
◆「OSAKA光のルネサンス2016」
*トロンプルイユとはフランス語で「騙し絵」の意味。人の目の錯覚を活かしたアート技法です。
●ウォールタペストリー特別公演~心に輝く宝もの~
2003年の光のルネサンス開催時に中之島図書館の100周年を記念してはじまったプログラム「ウォールタペストリー」。
今年のテーマは「心に輝く宝物」。中之島図書館の形状を活かしたトロンプルイユ*(トリックアート)を映像で表現した壮大な光の芸術作品となっています。約10分間のショーは、全体で30シーン、1500枚以上の絵を組み合わせて制作されています。ぜひ、あなたの心の中にある光輝く大切なものを見つめなおし、感じてください☆
【観覧のポイント】
○待ち時間が長くなる可能性がありますので、寒さ対策など万全に!
○地面(市役所階段)に座っての鑑賞となる場合がありますのでシートなど持参されても。
●プロジェクションマッピング~「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」&「今昔 -Past,Present and then-」
毎年恒例とはいえ、その年その年で、まったく異なる表情を見せてくれるプロジェクションマッピング。今年はなんと高校生や大学生も制作に参加し、大阪の街をイメージしたマッピングを作成しました。大阪市中央公会堂を舞台に、大阪の文化や芸術、歴史がエネルギッシュな映像で展開します。大阪の魅力をめいっぱい感じられる作品となっています。
【観覧のポイント】
○今年は2部構成となっており、時間帯により異なるマッピングが楽しめます。
①17:00~21:00・・・「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」(1回約8分間程度)
②21:00~21:30・・・「今昔 -Past,Present and then-」(1回約5分間程度)
●スマイルアートプロジェクト
昨年好評を博した、アーティスト・髙橋匡太氏による「スマイルアートプロジェクト」は、「中之島を笑顔で彩ろう!」をコンセプトに、果実袋に「笑顔」を描き、LEDの光を入れて膨らませて作った「ひかりの実」を飾る企画です。今年はさらに面積が広がり、真冬のバラ園一面に「光の実」が実っています。高橋氏自ら、大阪市内の小学校や幼稚園に出向いてワークショップを開き、参加した子ども達が「あなたを笑顔にしてくれる人の顔」を思い浮かべながら描いた作品は、その1つ1つに想いがこもっています。
キラキライルミも素敵ですが、このふんわりとしたやさしい光を眺めていると、とても穏やかなキモチになれます。
今年も、当日制作可能なブースを設置していますので、あなたもぜひ、あなたを笑顔にしてくれる人の顔を思い浮かべて、作ってみてくださいね。
●おすすめ☆光ミールクーポン
光のルネサンスで絶対はずせないのが、毎回「どれを食べよう~」と目移りしてしまう豊富なマルシェ。今年は、まずインフォメーションで「光ミールクーポン」を購入してみました。1冊(当日購入¥2200)に4枚のクーポンがついていて、クーポン掲載のメニューを注文するスタイルになっています。
豊富なメニューの中から今回選んだのがこちら↓
・オニオンズの「まるごとオニオンスープ」
・フードスケープの「特選牛スジのビーフシチューとハート型グラハムパンのセット」
・Frittoの「フィッシュ&チップスお手頃サイズ」
・tortueの「ソーセージ」(1本増量3本)
現金払いだと、それぞれ、600円、800円、700円、550円(通常2本)なので、かなりお得に!ボリューム的には、2人で1冊購入、シェアして、足りない分やクーポン以外で食べたいものを現金購入するぐらいがちょうどいいかも。またルネサンス以外のエリアやランチタイムに使えるクーポンも掲載しており、1月9日まで使えるお店も多いため2冊購入するのもオススメですよ!
◆中之島ウエスト 冬ものがたり2016
中之島ウエストエリアの「ほたるまち港」では、光と音楽がシンクロするエンターテイメントショー「中之島ウォーターファンタジア」が今年も開催されます。ハレルヤをBGMに高々と吹き上がる噴水を眺めていると、清々しいキモチに☆そして、そのウォーターファンタジアをバックに横切るのは、アーティスト・武内祐人氏による、今年初登場の“冬ものがたりシンボルシップ”です。パンダやおサルとともに船の旅が楽しめます。船体には「Smile」の文字が💛 確かに思わずニッコリしてしまいそうです。
また、中之島ウエストでも「中之島ウエスト・スマイルアートプロジェクト」を開催。こちらでも「ひかりの実」のワークショップ(無料)を実施していますので是非お立ち寄りくださいね。
【冬ものがたりのポイント】
○シンボルシップへの乗船料は大人1名900円。小学生以下のこどもは無料!
(大人1名につき1名を越える場合はこども400円)
○水の上はちょっぴり寒いので、防寒対策を!
○ABC放送の壁面の大スクリーンにエビシーが見れるとラッキー?!
(2016年12月)
開催日時
2016年12月14日(水)~ 12月25日(日)17:00~22:00 ※一部コンテンツは16:00~22:00
※雨天決行(一部プログラムは中止)
アクセス
<中央会場へは> 地下鉄・京阪「淀屋橋」駅1号出口から徒歩1分、京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口すぐ、JR東西線「北新地」駅11-43号出口から徒歩8分
<東会場へは> 地下鉄・京阪「北浜」駅26号出口から徒歩5分、京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口から徒歩5分、地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩7分
開催日時
2016年11月28日(月)~ 12月25日(日)
※メインプログラム「中之島ウォーターファンタジアは」は12月14日(水)~12月25(日)。
会場
中之島ウエストエリア※メインプログラムは 福島港(ほたるまち港)
アクセス
<メインプログラム福島港へは>
京阪中之島線「中之島」駅より徒歩3分、JR線「福島」駅よりから徒歩7分
お問い合わせ
中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会 電話06-6539-7878