築100年以上の歴史を誇る中之島図書館の壁面に投影される大人気のプログラム「ウォールタペストリー」が、4年ぶりに特別公演を開催。重厚な石造りの建物に映し出される作品は、ウォールタペストリー デザイナーの佐藤琢磨氏によるもので、自然、生き物、クリスマスのオブジェなど美しいモチーフが随所に散りばめられ、その一瞬一瞬が美しく、神々しさを放っています。
今回のテーマは、「~ありがとう、そして永遠(とわ)へ~」。2015年は、胸がギュッと締め付けられるようなニュース報道も多かっただけに、今年、この作品を体感できることへの感謝の気持ちと、平和への願いが伝わってくる内容となっています。(上映時間は約10分間ですが、待ち時間が長くなる可能性がありますので、寒さ対策など万全に!)
ウォールタペストリー特別公演を見逃した方も嘆くことなかれ。10分間に1度の割合で、大阪市中央公会堂に映し出されるプロジェクションマッピング「WONDER VOYAGE~時空の旅~」も十分見応えがあります。クリエーターの保坂裕之氏が手掛けるこのプログラム、とてもテンポが良く、瞬きするのが惜しいほど。上映時間は約7分ですが、その間、公会堂から目が離せませんよ。映像には日本的な要素も盛り込まれ、これまでのプロジェクションマッピングとはまた異なる面白さがあります。外国人観光客の方にも喜ばれそうです。東洋陶磁美術館側からですと、人もそれほど多くなく、穴場スポットかも。
中之島ローズライトパーク(バラ園)では、鮮やかな光を放つシンボル・イルミネーション「水ものがたり~楽園~」を、お楽しみいただけます。その周りを囲む柔らかな光は、「ひかりの実」です。「中之島を笑顔で彩ろう!」をコンセプトに、大阪の子どもたちや、来場者が果実袋に「笑顔」を描き、LEDの光を入れて膨らませて作った「ひかりの実」を飾る「スマイルアートプロジェクト」が今年からスタート。1つ1つ描き手の異なる「作品」が、たわわに実り、その柔らかな幻想的な光が、冬のバラ園を照らしています。自分の作品を作って飾れるワークショップ(¥300)も開催していますので、ぜひご参加くださいね。
この「ひかりの実」は、中之島ウエストエリアにも実っており、中之島の東西を光でつなぐ役割も果たしています。
光のアートだけでなくグルメも楽しみなOSAKA光のルネサンス。今年も「光のマルシェ」が開催され、多くの人で賑わっています。リバーサイドパーク(市役所南側)と、水上劇場(大阪市中央公会堂付近)周辺が今年の光のマルシェの会場となります。 ※光のマルシェ出店店舗の紹介はこちら(一部)
東会場周辺には、今年はマルシェは出ていませんが、中之島のレストラン「“R” RIVERSIDE GRILL & BEER GARDEN」(リバーサイドグリル&ビアガーデン)で、ルネサンス限定のリーズナブルなテイクアウトメニューを販売していますよ。テーブルもあるので、ゆっくりお食事ができそうです。
また、中之島ウエストエリアも、店内で落ち着いてお食事を楽しみたい方におすすめ。中之島ウエストエリア13施設64ショップで使える冬ものがたり限定のクーポンを持参すると、お得なサービスが受けられます♪
中之島ウエストエリアの「ほたるまち港」では、光と音楽がシンクロするエンターテイメントショー「中之島ウォーターファンタジア」が今年も開催されます。迫力を増す水の噴射が加わるとともに、水辺らしく浮き輪をモチーフにした光のアートも登場。また、「中之島ウエスト・スマイルアートプロジェクト」を開催し、光のルネサンスとともに中之島を笑顔の光でつなぎます。こちらでも「ひかりの実」のワークショップ(無料)を実施していますので是非お立ち寄りくださいね。(Nakanoshima-stye.comのスマイルアートもここに飾ってあります!探してみてください♪)
また、コミカルな映像が楽しめるABC社の壁面スクリーンに映る切り絵アートや、巨大スシのイルミネーションオブジェ「光るクリスマスシー」など、中之島ウエストならではのオリジナリティ溢れる作品もご覧いただけます。
中之島ウエスト・スマイルアートプロジェクトは、光の饗宴・人気プログラム投票に参加中です。行かれた方は是非、投票してくださいね♪ (投票はこちらから)
※雨天決行(一部プログラムは中止)
<東会場へは> 地下鉄・京阪「北浜」駅26号出口から徒歩5分、京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口から徒歩5分、地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩7分
※メインプログラム「中之島ウエスト・スマイルアートプロジェクト」は12月11日(金)~。
京阪中之島線「中之島」駅より徒歩3分、JR線「福島」駅よりから徒歩7分