人気のハウスウェディングが行える瀟洒なゲストハウスは、大阪市内でも多く目にします。しかし、オープンして5年目という「ラソールガーデン・大阪」は、他のゲストハウスとは少し異なる趣きを持ったゲストハウスです。
リーガロイヤルホテルの東隣、京阪中之島駅のすぐ上という便利なロケーションながら、視界を遮る建物も少なく、意外なほど大きな空。そして木漏れ日が心地よい木々の生い茂るガーデン・・・。どこかリゾートのホテルにいるかのような雰囲気さえ感じられます。
今日は、そんな魅力の理由をさぐるため、「ラソールガーデン・大阪」に伺ってきました。
「都心の中にある『森』を表現できる可能性を感じます。一見、オフィス街のような場所ですが、中之島に一歩中に入っていただくと緑が非常に豊かなことがわかります。こちらのお庭には樹齢300年を超える大きなクスノキが残っており、このゲストハウスのシンボルとも言われています。本当に、四季を感じられる場所だと思いますね」
「”中之島”という地域は大人が楽しめる街でもあります。それが私たちの強みでもあると思っています」。(武田さん)
このような地域性をさらに活かすため、「ラソールガーデン」の庭園は、「緑の魔術師」とも呼ばれる景観アーティスト、石原和幸氏が担当しています。
「この庭園ではしっとりと散歩を楽しむこともできます。そうかと思えば、高層ビル群が立ち並んでいる風景も見えます。そういうアンマッチな部分が成立するのも中之島ならではだと思います。」
武田さんは中之島の魅力を、そのように的確に語られました。
結婚式場に立地は重要なポイントですが、それ以上に気になるのは、どんなウェディングができるのか、ということ。その点についてチーフ・ウェディングプランナーの今雪りんこさんにお聞きしました。
「お客様と”いち”から作り上げていくという事をコンセプトとしています。ホテルのような重厚感、洗練された上質な空間演出から、肩ひじ張らないカジュアルな式まで、様々なご希望に対応しています。特にラソールガーデンの庭園を活かして、昨年より『中之島ガーデンウェディング』と銘打ってグランピングウエディングに力を入れています。このお庭でアウトドアならではのウェディングを楽しんでいただけたらと思っています」
この他にも、今雪さんが今まで提案した結婚式の例としては、ゲストみんなでカレーを作る『アウトドアウェディング』はじめ、バラエティーもたっぷり。また、お父様が作られたお米や野菜を披露宴のお料理に使ってゲストの方にふるまう、というような事もできるそうです。(※条件がいろいろあります)
「荘厳でオーソドックスなウェディングも、もちろんいいですが、『厳格な式は苦手』と諦めていたカップルにも、『ラソールなら、自分たちの好きなような結婚式を挙げられるかも』と思っていただき、結婚式を挙げられる方が増えたら、うれしいですね」(今雪さん)
ビアガーデンをするきっかけを、武田さんに聞いてみました。
「『ラソールガーデン』というブランドをより浸透させたい、と思っています。ビアガーデン以外にもイベントを色々しています。ゲストハウスってなかなか露出する機会がないので、まずは、こういうすごく素敵な場所を皆さんに知ってもらいたい、という気もちが一番です」
結婚式は、機会がなければ参列できませんが、ビアガーデンなら、気軽に立ち寄れますね。
会社の帰りにちょっと一杯、気軽にリゾート気分になれるのは最高ですね。
世界的な空間デザイナー杉山敦彦氏と庭園も設計した景観デザイナー「緑の魔術師」石原和幸氏のコラボによる、光あふれる荘厳なチャペルです。
天井高は約7.5mで、正面にあるグリーンのウォールは、3分の2に本物の植物を使用、自然光がふりそそぐ、非常にナチュラルで開放的な空間になっています。
この他にも、最新の機材を備えた披露宴会場やウェイティングルームなど、あらゆる設備に細かな配慮と「おもてなし」の心が感じられます。ここならきっと、心に残るウェディングができそうですね。
(2018年8月/※画像はイメージです)
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