寒さを覚悟して着こんできたにも関わらず、この日はお天気もよく、とても暖かい1日で、絶好のウォーキング日和。 まず、土佐堀2丁目のバス停で下車し、土佐堀橋北詰めから湊橋北詰めへ向かって川沿いを歩いてみることにしました。 街中の割りに静かで、オフィスビルだけでなく住居用の建物も多く見られます。 近くには靭(うつぼ)公園などもあり、生活空間としても魅力のあるエリアです。早足で歩いて約5分程度で湊橋へ到着しました。
新なにわ筋を上船津橋方面へ。途中にある中之島西公園のテニスコートは、大阪府のレンタルテニスコートだそう。こんな街中に府民が気軽に利用できるスポーツ施設があるなんて嬉しいですね。
上船津橋の南詰めに到着し、堂島大橋方面へ向かって歩きます。 ここの遊歩道は上下二重構造になっており、川沿いの歩行者専用の遊歩道はウッドデッキスタイルでナチュラルな雰囲気。 とことこと歩いていくとやがて堂島大橋が見えてきます。 趣のある石造りの橋には鉄骨のアーチがかかっており、橋のたもとには、スケッチをしている人達も。 私はもっぱらデジタルカメラを利用していますが、風景を描き残すのも素敵ですね。堂島大橋から玉江橋にかけてはあいにく工事中でしたが、7月にはこちらも完成予定だそうです。
10月に開通した京阪中之島線の終着駅「中之島」駅のある玉江橋南詰めから田蓑橋南詰めにかけての、新しく、まっすぐのびた遊歩道を歩くのはすごくキモチいい♪植え込みには花が植えられており、歩行者の目を楽しませてくれます。対岸には同じく昨年まちびらきをした「ほたるまち」が見えますが、遊歩道の段差や、ベンチに腰をかけて寛いでいる人が多く見られます。
「新しい街」を人々が受けいれ、そこに溶け込んでいる光景に、心がなごみます。
田蓑橋から渡辺橋に向かう遊歩道の右手に見えるのはダイビルです。 1925年(大正14年)に建てられた、大変美しいビルですが、残念ながら取り壊しがきまっています。やがて見えてくる朝日新聞ビル、フェスティバルホールなどもそれぞれ新しく生まれ変わる予定です。完成が楽しみな反面、古くから人々に愛されてきた建物が見れなくなってしまうのはちょっぴり寂しい気もします・・・
渡辺橋駅には駅中ショップ「MINAMO」があり疲れたらここで休憩をとることもできます。渡辺橋からガーデンブリッジにかけての遊歩道も工事中ですが、3月末には完成するようです。
大江橋から水晶橋、鉾流橋まで一気に歩きます。日本銀行、中之島図書館、公会堂など趣きのある建物と、古い橋や石畳の並木道がしっくり馴染んでいます。
時刻はちょうどお昼どき。今日は暖かくて天気がいいからか工事現場で働く作業員の人たちが、階段に座ってお弁当を広げる姿も見られました。
中之島公園が現在整備工事中だったので公会堂でターンして西に向かいます。「光のルネサンス」でメインスポットとして賑わった「みおつくしプロムナード」も、川沿いのベンチで日向ぼっこしている人達がいたりと今日はのんびりムード。
やがて淀屋橋の北詰めに到着、御堂筋を超えて「中之島緑道」へ。実は、これまで、この遊歩道に「中之島緑道」という名前があることなんて知りませんでした。なるほど、未だ花こそ咲いていませんが、植え込みにはこれから人々の目を楽しませるであろう花々の準備がしてあります。春が来て花が咲くのを心待ちにしているサラリーマンの方も多いのではないでしょうか。
錦橋、肥後橋を超えると一旦遊歩道がとぎれます。 ちょうどお腹も空いたので、これにて本日のウォーキング終了!
道々写真をとったりしていたので、いささかのんびりとしたウォーキングとなりましたが、陽射しの下、川沿いの遊歩道を歩くのはとてもキモチがよかったです。また出張や旅行で中之島に宿泊なさる方も、観光ついでのエクササイズとしてウォーキングやジョギングをしてみてはいかがでしょう?宿泊客にウェア&シューズを貸し出しを行うサービスやジョギングマップも配布しているホテルもありますよ♪