ちなみに「ホステル」とは、ドミトリー(相部屋)を前提としており、ホテルよりも比較的、安価で泊まれる宿のこと。日本では「ユースホステル」などでお馴染かと思います。
ところでドミトリー(相部屋)ならではの魅力とは、何でしょうか。支配人の池名正和さんによれば「新しい出会いがあったり仲間が増えたりすることですね。『ホテルより、ホステルの方がいい』という方も多いですよ」とのこと。
また、同ホステルでは、女性専用ドミトリーや個室も用意されており、「個室でゆったりしたい」という方にもお応えしています。このような配慮のためか、「AZ HOSTEL」では、近年のインバウンドブームにも関わらず、日本人の宿泊客が多く、高い評価を得ています。
1階のフロントを上がれば、2階にはラウンジ。
テレビを囲むソファや食事ができるテーブル、PCデスク、さらにはシステムキッチンまで備えられています。
宿泊客は、ここでテレビを観たり、寛いだり談笑したり、まさに自宅に居るかのように自由に使えます。
キッチンでは、自分で食材などを用意すれば、備え付けの食器、調味料、調理器具を自由に使って調理できます。もちろん飲酒も可能です(アルコール類は、コンビニなどホステル外で購入)。
池名支配人によれば「家族でお越しになり、みなさんでキッチンを使って調理と食事を楽しんだり、ここで知り合った方々が、一緒にお酒を飲まれることもあります」とのこと。それが楽しみでリピーターとなる方もいるそうです。
また全館に無料WiFiや有料LANポートを完備しているので、ラウンジでお仕事の資料を作成したり、仕事の打ち合わせをされるお客さまもいらっしゃるのだとか。ビジネス利用にも適したゲストハウスといえるでしょう。
2段ベッド構成になっており、寝室(写真右)ではゆったりと快適に過ごせる広さ。荷物はベッド内やベッド下の引き出しに収納できます。フロントでレンタルしている南京錠で施錠できるので、セキュリティの面でも安心できます。もちろん、貴重品はフロントで預かって貰えます。
寝室を隔てる壁が厚いため、隣の音も意外と聞こえないそうです。
スタッフ以外は女性しか入れないフロアなので、とても安心ですね。
女性専用ドミトリーの外には、洗面スペースとトイレ。洗面スペースにはドライヤーなどアメニティも充実しています。隅々まで清掃が行き届いていて、清潔なのもうれしいところ。
(写真上)
シャワーブースやランドリー(写真下)は地下にあり、シャワーは通常、午後3時から翌午前9時30分まで自由に使えるようになっています。
これだけの設備があれば長期の宿泊も可能で、最高1年間、宿泊されたお客さまもいたそうです。ウィークリーマンションのような使い方もできるわけですね。
館内の清掃については、専門業者に任せるのではなく、スタッフの皆さん自らで行っているそうです。
池名支配人は、「自分自身がお客さまの目線、気持ちになってホステル内を見て、しっかり掃除を行っています。自分でやるから、気づくことも多いのです」とのこと。
また、「大きなシティホテルには、専任のコンシェルジュがいて、お客さまの要望にお応えしています。私たちは、スタッフ全員がコンシェルジュの心意気で、接客を行っています。ここはお客さまにほどよく近く、親しくさせていただけるよう心がけています」と同ホステルの特長についても語られていました。
2階リビングに置かれたノートには、お客さまから「第二の我が家」「心から寛げる」というコメントが数多く寄せられています。そんなアットホームで心地よい「AZ HOSTEL」を、機会があればぜひ一度、利用されてみてはいかがでしょうか。
○JR「大阪駅」から徒歩10分
○京阪本線「淀屋橋駅」から徒歩5分 ○京阪中之島線「大江橋駅」から徒歩3分
※駐車場はありませんが、周辺に多数のコインパーキングがあり利用できます。