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見上げてごらん、中之島を。

2025.02.12 Wed

お寒い日が続きます。

それでも時折、比較的暖かい日がやってくることもあります。それはなかなかの幸運です。それが船に乗って中之島を囲む川を船で周遊する日と重なれば、その幸運は何倍かに増幅されて感じられます。

先日、そのような日があったので一枚の写真と共に当日を振り返ってみましょう。

当日はお仕事とはいえ、それなりに楽しみにしておりました。

いよいよ、中之島を挟む堂島川・土佐堀川をぐるりとクルーズ船で周遊する貴重な体験会の当日がやって来たのですから。とは言え、おめかしするのは禁物です。風邪をひかぬよう、耳やら首元やら指先やらを露出しない格好が望ましいのですから。

潮位が高く、中之島を一周するのは困難かと出発直前まで懸念されましたが、結局は一周できることになり、一同の顔は寒さとは裏腹に明るくなりました。我々を乗せた船は天満橋を出発し、一旦は京橋の方へ向かい大阪城を垣間見てから反転し、土佐堀川を東から西に向かって進み始めました。

(中略)

4月6日に開業する「中之島GATEサウスピア」を左手に見つつ、船は堂島川へと進路を変えます。次は西から東へ向かいながら、右手に立派なビル群が次々と現われ、我々の視野を圧倒します。というわけで、撮影したのが先の写真です。

(中略2)

早い話が、晴れ渡る青空の下、クルーズ船に乗って中之島を水面から見上げるのはなかなかに良い体験であったということです。多少寒かろうとも、缶コーヒーを飲みながら、乗船時にお借りしたブランケットの温かさに感謝しながら、見慣れたはずのビル群の写真を撮るのは良い体験であったということです。

決して新しくはないスマートフォンのデータ保存容量は潤沢ではなかったものの、お構いなしに写真を次々を撮影してしまうほどに魅力的な景色は、乗船時間の大凡90分間を短く感じさせるのに十分でした。

さて、ここで山ほど写真を紹介するのは簡単なのですが、何事もほどほどに。私の珠玉の一枚のみとさせていただき、チョコレートとは一味違う甘さを伴った時間の過ごし方の参考になれば幸いでございます。