「フローズン・プリン」の表示に、思わず「何、それ」。プリンが凍っているって？ プルンプルンしてないの？ 猛暑でぐったりしたクマのようにさまよっていたとき、遭遇しました。中之島フェスティバルタワー13階の「Ciao」で。小さな牛乳瓶のような容器に入ったそれは「カタラーナ」と呼ばれ、イタリアの定番ドルチェと説明されていました。瓶の周りに霜がまとわりついていて、外から中身をうかがいしれない。プラスティックのふたを開けると、カラメルらしきものがちらりとのぞく。さじを入れても歯が立たず、カチカチに凍ったアイスクリームのよう。霜が取れ始めると、さじもスーッと入り、味はプリン、食感はうーん、チーズケーキに近いかな。何とも不思議な感じです。氷をもらった動物園のシロクマの気分で食べました。1個400円。
