難波橋北詰そばの交差点にある「jouir(ジュイール)」は、国内では数少ないキャンドル専門店。日本ではごく限られたシーンでしかキャンドルを灯す習慣がありませんが、ヨーロッパやアメリカでは、入浴時や就寝前のリラックスタイム、あるいは来客前のウェルカムキャンドルなど普段の生活の中でキャンドルを使用される方も多いのだとか。その素敵な習慣やキャンドルの魅力を広めたいとの想いから、オーナーの富永さん母娘がjouir(ジュイール)を、オープンされました。
キャンドルやキャンドルグッズだけでなく、フォトフレームや、アクセサリー、小物入れなど細々とした雑貨もたくさん販売されています。アンティークっぽいデザインのものが多く、ヨーロッパの古物商のような雰囲気に、「何か掘り出し物はないかしら」とワクワク♪
今回は、特に気になったキャンドル・ブランドやおすすめの商品をいくつかご紹介します。
●バレンタインにもおすすめのキャンドル
意外にも 男性のお客様も多いjouir(ジュイール)。近くに弁護士会館があるため、弁護士さんが事務所用にとディフューザーなどのルームフレグランスを買っていかれることも。特に男性におすすめのキャンドルが、「ウッドウィック リザーブコレクション」(¥3,780)。このキャンドルは、ウッドウィックと言われる木製の芯でできているため、火を灯すと、たき火や暖炉のようなパチパチと心地よい音がします。「大人の男性の休日」をイメージした、上質なレザーや煙草、森の中や浜辺などのマスキュリンな香りを炎とともに楽しめます。バレンタインギフトにチョコレートと一緒に贈れば、送り手の気持ちだけでなくセンスの良さも伝わりそう。
甘党男子には、手作りチョコならぬ、「手作りキャンドル」のプレゼントをするのもいいかも。jouir(ジュイール)では、オーナーによる手作りキャンドルスクールを開講しており、「食べるのが勿体ない」ならぬ「火をつけるのが勿体ない」リアルなスイーツ・キャンドルを作ることもできます。
スクールでは、ウェディングで使用するウェルカムキャンドルや、引き出物用のキャンドルはもちろん、普段使いのキャンドルを作られる方も多いのだとか。
最近特に人気があるのが、「ボタニカルキャンドル」。蜜蝋(ビーズワックス)や、大豆が原料のソイワックスなどの自然素材の蝋に、ドライフルーツやドライフラワー、ハーブなどを練り込んで、世界にたった1つのオリジナル・キャンドルを作ることができますよ。(ボタニカルキャンドルは店頭でお買い求めいただくこともできます。)
キャンドルの魅力は、普段の生活に、手軽に上質なひとときを取り入れることができること。入浴時や、就寝前に、キャンドルを灯すと、揺れる炎や仄かな香りが1日の疲れを癒してくれます。店名の“jouir”は、フランス語で“喜び”を意味するそう。ぜひ、みなさんも、jouirで自分に合うキャンドルを探して、ささやかな喜びを体感してくださいね。
店名
jouir(ジュイール)
住所
大阪市北区西天満1-6-1 1F
TEL
06-6367-5160