大阪の秋の風物詩となりつつある「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2018」(通称:イケフェス)が、今年も2日間にわたり開催されました。
”イケフェス”は、「大阪の魅力ある建築を公開する、日本最大級の建築イベント」ということで、関西圏だけでなく、九州や関東など遠方からも大勢参加される大阪のビッグイベントです。
中之島でも大阪市中央公会堂、大阪府立中之島図書館、日本銀行大阪支店、中之島フェスティバルタワー、ダイビル本館、リーチバー(リーガロイヤルホテル)、大阪府立国際会議場が”イケフェス”に参加しました。
今回は、大阪府立国際会議場での”イケフェス”の模様をお届けいたします!
10月27日(土)
天候が心配されていましたが、雨雲が早まり、「晴天」とまではいきませんが「晴れ模様」。昨年は台風の影響もありましたが、今年は青空も垣間見え、ひと安心。
黒川紀章氏による設計の大阪府立国際会議場では、ガイドツアーが4回にわたり行われ、総勢53名の方が参加されました。
当日はすべての会議室が利用中のため、バックヤードを中心に。
普段は公開されていないヘリポートや貴賓室、国際会議場らしいムスリムの方向けの礼拝室、また自動車の上げ下ろしも可能な荷物用エレベーターなど、黒川紀章氏の設計思想やこだわり、またそれらが実際どのように活用されているか・・・ボリューム満点の内容に参加者の方々は大変満足されていました。
10月28日(日)
この日は、建築史家・倉方俊輔氏による「こどもツアー」が行われました。
元気いっぱいの子どもたちへ、対話をしながら建築の謎を解き明かすスタイルは、子どもたちだけでなく保護者の大人たちにとっても楽しい時間となったようです。
中之島だけでなく、大阪のさまざまな建築が一斉に公開される”イケフェス”。
早くも来年楽しみです!