大阪市立科学館
今日は朝から晴れたり曇ったりのヘンなお天気。そんな日に私が目指したのは、大阪市立科学館です。なんでも、ここのプラネタリウムがとっても素敵なのだとか。屋内施設なので雨が降っても安心です。それではさっそく出発。伸びやかな竹をイメージした外観が特徴的な国立国際美術館と隣り合っている大阪市立科学館。お目当てのプラネタリウムの開演まで時間があったので、館内を見て回ることにしました。大阪市立科学館のテーマは「宇宙とエネルギー」。展示物は見るだけでなく、実際に触って体感するタイプのものも多く、子どもたちの素朴な疑問や好奇心に応えてくれています。
ミュージアムショップで大人気の宇宙食。フリーズドライされたキムチ、たこ焼き、アイスクリーム
プラネタリウム
そして、いよいよプラネタリウムへ。世界最大級の直径26.5mのドーム型スクリーンで、星空鑑賞はもちろん「オムニマックス映画」という、約4倍もの大型フィルムを使った映画も観ることができるそうです。プラネタリウムでは、テープの音声ではなく、天文学専門の学芸員さんによる生の解説が行われ、身近な星空から最近のお天気の話まで、たとえばラジオのパーソナリティーのように臨場感たっぷりに解説してくれます。これは日本でもかなり珍しいスタイル!
フランスの有名メーカー、キネット社の特注品というリクライニングシートの座り心地も素晴らしく、目の中に飛び込んでくるのは満天の星空。ソファに身体を深くうずめていると、まるで自分が宇宙空間にいるような気持ちになって、すっかりリラックスしてしまいました。
大阪大学中之島センター
サロン・ド・ラミカル
科学館を後にして、堂島川の方向へ歩いていくと、 左手に赤レンガ色の建物が見えました。大阪大学中之島センターです。 地上10階、地下2階建のこの建物は、オープン当初は大学・大学院のサテライトセンターとしても 活用されていましたが、昨年からの民営化以来、さらに広く一般市民にも門戸を開き、 誰もが使えるスペースとして今密かに注目を集めています。 一体どんなところなのか気になったので、 旧帝大の医学部跡地という敷居の高そうな先入観を捨て、 勇気を出して恐る恐る行ってみることにしました。
建物内に一歩踏み入れると、受付カウンターの方が「総合コンシェルジェ」だったり、すぐそばにリーガロイヤルホテルのケータリングサービスが受けられるラウンジ・スペースがあったりして、まるでホテルのような雰囲気。ここでは大阪大学の前身である懐徳堂・適塾の紹介コーナーや社会人向け公開講座の案内などの情報を集めることができます。
スタッフの方に館内を案内していただきました。まずはシックな色調とインテリアでまとめられた9階の「SALON DE L’AMICAL(サロン・ド・ラミカル)」へ。ディナー時はリーガロイヤルホテルのシェフが腕を振るうコースメニューがいただけます(要予約)。そしてサロンの奥には、革張りソファと大理石のテーブルが置かれた会議室がありました。クラシカルでありながら堅苦しくなく、ゆったりとした雰囲気の中でリーガロイヤルホテルのシェフによる料理が愉しめるので、懇親会、謝恩会、同窓会、披露宴の二次会・・・いろいろな使い方ができそうです。
また、2階にもリーガロイヤルホテル直営のカフェテリア・スコラがあり、こちらはオープンキッチンでよりカジュアルにランチや軽食がいただけます。ランチタイムには、近隣に勤めているOLさんやサラリーマンの方などがいらっしゃるとか。しかもコーヒーと紅茶はおかわり自由だなんて、まさに穴場。私のオフィスの近くにもこんなスポットがあればいいのにな。
その他、社会人向けロースクールや法学部の現役学生さんの演習の場となる模擬法廷、 色々なパーティーや演奏会にも活用できる佐治敬三メモリアルホール、 どこかのカフェと間違えそうなほどおしゃれな色使いの自習室・・・ どのスペースもシンプルで機能的なところが印象的でした。 外観からでは判りませんが、ここでは何と館内の全室でTV会議システムや 遠隔講義システムが利用できるとお聞きしてびっくり。 センター内の全施設は無料会員登録したあと、インターネットや 電話で予約をすれば、阪大関係者でなくても誰もが格安で利用することができます。
その他、社会人向けロースクールや法学部の現役学生さんの演習の場となる模擬法廷、 色々なパーティーや演奏会にも活用できる佐治敬三メモリアルホール、 どこかのカフェと間違えそうなほどおしゃれな色使いの自習室・・・ どのスペースもシンプルで機能的なところが印象的でした。 外観からでは判りませんが、ここでは何と館内の全室でTV会議システムや 遠隔講義システムが利用できるとお聞きしてびっくり。 センター内の全施設は無料会員登録したあと、インターネットや 電話で予約をすれば、阪大関係者でなくても誰もが格安で利用することができます。
見学が終わると、外はすっかり夜。今日の散策もいろいろ発見がありました。中之島新線(仮称)が開通して朝日放送の本社が移転されると、人の流れも変わり、これからますます賑わうエリアとなりそうです。今日観た風景も、きっとこれからどんどん変わっていくのでしょうね。
(2006年6月)