ゆったり、涼しげ、水面から中之島散策 ~水上さんぽ

連日厳しい暑さですが、川辺を歩くと川面を滑る風が心地よく、周辺よりも少し涼しい気がしませんか?そこで今回は、都会の真ん中で、涼しげに楽しめるアクティビティとして「水上さんぽ」をご紹介します!
水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
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「水上さんぽ」は、水上さんぽ実行委員会アクアスタジオ※が実施されているアクティビティです。2009年、都心の水辺の魅力を知ってもらうため、公共の水辺施設(船着場や雁木等)を有効活用した水辺体験イベントとして大阪市の協力のもとスタートしました。水上さんぽは、スタンドアップパドルというサーフボードによく似たボードと背丈より長いパドルを使います。ボードに乗ってゆったりと水面を散歩するので、風や景色を普段と違った視点から、じっくり楽しむことができます。
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水上さんぽには、親子参加や夜景を楽しむなど様々なイベント・コースがありますが、今回ご紹介するのは堂島川の鉾流橋からばらぞの橋を往復する体験コース(約1時間30分)です。道具や安全装備は全てレンタルでき、基本動作をレクチャーしてもらえるので気軽に挑戦できます。集合場所は、天満警察署や弁護士会館のすぐ近く、中之島ベースです。ここで申込み手続き(要事前予約)と着替え、荷物を預けます。準備が整ったら、ボードを近くの若松の浜まで運び、レクチャーを受けます。
水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
レクチャーは代表の奥谷さんから教わります。 乗り方・降り方、立ち方、漕ぎ方などの基本動作だけでなく、堂島川など中之島を流れる川のお話も聞くことができます。
この日は、天神祭り直後ということもあり、若松の浜で行われる鉾流神事のお話などが聞けました。
水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
ひと通りのレクチャーが終わるとライフジャケットやひざ当てをつけ、 堂島川へ繰り出します。最初は座って漕ぐ練習から。緊張の中、みんな恐る恐るで出発です。奥谷さんを先頭に歩く 程度のスピードでゆっくり東へ進んでいきます。時々通る船の曳き波にはドキドキでした。
少し慣れてきたころにはバラ園に到着です。ばらぞの橋周辺で旋回や立つ練習を行います。 レクチャーのおかげか、みんなスムーズに立てました。
今度は立ったままばらぞの橋の下をグルグルと回ります。奥谷さんによるとバランスを崩して落水する方は、 100人に1人くらいだそうで、この日も誰もいませんでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、記念撮影をしたら若松の浜に戻ります。
帰りは、立てる人は立ち無理のないよう進みます。戻ったら、自分の使ったボードとパドルを洗って終了です。

水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
体験コースの感想ですが、ひと言でいうと気持ちいい全身運動でした。
この日は朝から30℃越えの夏日で川の臭いの心配をしていたのですが、臭いがほとんど気にならないのに驚きました。泳いでいる魚も何度か見え、都会の川=汚い・臭いというイメージが崩れていきました。
また終わってみると不安から足に変な力が入っていたのか、ももがピクピク。内ももが筋肉痛に。腕もだるくなっていて運動不足を実感・・・。
パドルボードはゆったりとした見え方と違って全身運動でした。水上さんぽは一年中実施しているそうで、冬の夜景めぐりは格別だそうです。そのころまでに上達したいな~と思った大満足の初体験でした!

奥谷さんによると、パドルボードは都心の穏やかな川だからこそ気軽に、安全に楽しめるアクティビティなのに、都心で楽しめるのは世界的にも珍しいそうです。 最近、東京でも始まったそうで、今後ブレイクするかも。

水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
水上さんぽ アクアスタジオ 中之島 パドルボート 日本シティサップ協会
(※2012年6月に取材・掲載した記事です。アクアスタジオ→日本シティサップ協会に名称変更)
水上さんぽ実行委員会 アクアスタジオ (日本シティサップ協会に名称変更)
所在地
大阪市中央区南船場2-7-14 大阪写真会館3F(事務局)/大阪市中央区北浜東1-2 川の駅はちけんや
TEL
06-6125-0550