大江橋から徒歩すぐ。ビルの立ち並ぶビジネス街にして、歓楽街にもほど近いところにある「サロン ド グランマーブル堂島」は、一見「パン屋さん」には見えません。ガラス張りの店内にはパンは並んでおらず、うやうやしく陳列されているのはオレンジ色の箱のみ・・・でも、この箱の中身こそが、一斤1,000円以上する高級デニッシュなのです。
プレゼントや、自分へのご褒美、あるいは結婚式の引出物など、ちょっと特別なシーンで買い求める方が多く、取材当日もバレンタイン用のデニッシュを予約するお客様が来店されていました。
「バレンタインにパンって・・・!?」と思われることなかれ。サロン ド グランマーブルのデニッシュは、パンというより、さながらスイーツ。ほどよい甘さのデニッシュは、チョコレートがちょっぴり苦手な男性に贈るのにも好評だそうです。
「バレンタインにパンって・・・!?」と思われることなかれ。サロン ド グランマーブルのデニッシュは、パンというより、さながらスイーツ。ほどよい甘さのデニッシュは、チョコレートがちょっぴり苦手な男性に贈るのにも好評だそうです。
そのルーツは京都にあるというだけあって、お茶の名店「祇園辻利」とのコラボレーション商品や、京都銘菓の「八つ橋」を使ったデニッシュなど、京都ならではの素材にこだわったバラエティ豊かな味も楽しめます。コンフィチュール(ジャム)や、クルート(ラスクのようなお菓子)を詰め合わせたギフトセットもあり、高級感溢れるプレゼントとして人気があります。
この日頂いたのは「苺フロマージュ」(1,365円)。まず驚いたのが、箱を手にしたときのずっしりとした重み・・・スライスしてみると、その重みからは想像できない、柔らかな生地が現れ、ピンクと白のマーブル模様の断面のところどころに見えるクランベリーの果肉がアクセントになっています。一足先に春の気分を感じさせてくれる苺風味のデニッシュは、一口一口がまさに至福。ちょっぴり贅沢な気分に浸りたい時にぴったりのクリーミーでリッチな味わいは、週末のブランチなどにもおすすめです。
お店を出るとき、店員さんに「おおきに~」と声をかけられ、はんなりとしたその一声に、京都らしさを感じました。
京都生まれのアイデンティティにこだわり、そのブランドを確立した高級デニッシュを是非一度ご賞味ください。