日中はまだ残暑厳しい日もありますが、夕暮れ時ともなると涼しい風が心地いい初秋の中之島。今年も水都大阪フェスのシーズンがやってきました!水都大阪フェス2016は、エリアが広がり、新しいプログラムが追加されるなど、これまで以上に大阪の水辺のまち遊びを体験できるイベントとなっています。今回はちょっと早めに、フェスを覗いて来ましたので、その模様をお伝えいたします。(各プログラムの開催日時、参加費、お申込みなどは、オフィシャルページよりご確認ください。)
今回の水都大阪フェス2016でまずおすすめしたいのが、中之島周辺を船で巡る「舟運プログラム」です。期間中、フェスのお食事とセットのプログラムや、ワインを片手に楽しめるクルーズなど趣向をこらした複数のクルージングが催行されていますが、今回は「アクアライナー」の“NAKANOSHIMA NIGHT VIEW CRUISE”(中之島ナイトビュークルーズ)を体験してみました。フェス期間中毎日運航しているこちらのクルーズは、その名のとおり夜の中之島の景色を楽しめるクルーズとなっています。
12月のイルミネーションシーズン中は賑やかなイメージの「夜の中之島」ですが、この時期は、ライトアップされた橋の美しさが際立ち、のんびりと公園のベンチで語らうカップルや水辺のレストランで食事を楽しむ人々など、穏やかで日常的な夜の中之島の風景を楽しむことができます。
(各種舟運プログラムについてはこちらをご確認ください。)
今年で開催4年目を迎える「大阪シティ・ウォーク」は、大阪の歴史や文化を再発見できる大ウォーキングイベントです。2016年は、“戦国から昭和を歩く大阪歴史ロマン”をテーマとし、年5回開催されます。第2回大会となる9月19日(月)は、中之島を川沿いに歩き、周辺の主要な建築物や公園などをめぐる「水都大阪・リバーウォーク」のコースの開催日。この日はあいにくの空模様にも関わらず、集合時間になると、中之島公園に続々と参加者が集まり、無事スタート式を終え、出発!
アクティブシニア層の方が多いように見受けられましたが、グループで参加している若者達や、小学生ぐらいのお子さんと親子で参加されている方もおられ、世代、性別を超えて多く人々が水都・大阪のまちの魅力を身近に体感されたようです。
10月2日(日)には、特別にインバウンド(外国人観光客)を対象にした通訳付き(英語、中国語)のガイドコースも催行されるそうです。同日、ガイドなしのレギュラーコースもありますので、興味を持たれた方はぜひご参加くださいね。
(大阪シティウォーク2016についてはこちらをご確認ください。)
◆満員御礼!!大阪市中央公会堂 館内ガイドツアー
まもなく100年をむかえる、美しく、そして中之島の象徴的な建物の1つである「大阪市中央公会堂」。外から眺めたことはあっても、中には入ったことがない、という方も多いのでは?現在、大阪市中央公会堂では、公会堂のスタッフの方によるガイドツアーが実施されており、水都大阪フェス2016のプログラムの1つになっています。こちらのガイドツアーでは、まず、展示室で中央公会堂の設立の所以や建築法などを聞いたうえで、創建当初、貴賓室として使用されていたお部屋に案内してもらい、その見どころを紹介していただきます。見どころ、とは言っても、ステンドグラス、天井画、壁画、扉、床と腰板に使われている大理石にいたるまで、部屋のすべてが芸術品。修復・復元してある部分もありますが、いまでは、もう入手できない素材や、継承する職人が不在となった技法が施された部分もあり、その細やかな技と美しさに感激必須です。
2018年に、築100年のメモリアルイヤーを迎える「大阪市中央公会堂」の歴史と意匠をぜひ身近に感じてみてください。
(大阪市中央公会堂ガイドツアーについてはこちらをご確認ください。)
(2016.9.22~2016.9.25)
すっかり恒例となった秋の中之島公園の「クラフトビアピクニック」。普段あまり飲めない様々な種類の地ビールを一度に味わうことができるこちらのイベントを楽しみにしておられるビール好きの方も多いのではないでしょうか。開催初日の9月22日(木・祝)は、どしゃぶりの雨にも関わらず、ビール好きの方々が中之島公園に集結し、阪神高速の下がごった返すほど盛況だった様子。
取材当日(9月23日・金)も、平日のお昼前にも関わらず、ビール愛飲者が続々と参加。毎年このイベントでの再会を楽しみにしているビールや、今年初出店のブルワリー(醸造所)のビール、このイベントで初お披露目する新ビールなど、気になるビールを飲んでおられました。また、スイーツや、グルメの店舗も出店しているため、まさに「ピクニック」がてら、お子様を連れていらっしゃるお客様の姿も見られましたよ♪
お好みのビールが売り切れないうちに、中之島公園のビアピクニックへGo!
(クラフトビアピクニックについてはこちらをご確認ください。)