京阪電車なにわ橋駅の構内にある「アートエリアB1」を一軒の家に見立てて展示環境を構成し、写真や映像作品、災害に関する資料や壁紙やファブリックなどに変換して、玄関・リビング・子ども室といった生活空間の各所に配置されています。 この日常的イメージの場において、研究者やアーティスト、公共施設、そして “わたしたち”が集い、ともに災害にまつわる所作について考え、この日本列島という“島”に生きることについて、向き合う機会を創出することを目的として開催しています。
開催期間は今週末6月26日(日)まで、入場も無料です。防災をあらためて考えるきっかけとして、ぜひ一度訪れていただきたい企画展です。
【居間】小山田 徹 氏(美術家)、高嶺 格 氏(現代美術家、演出家)
【子ども室】しりあがり寿 氏(漫画家)
東日本大震災直後から人々の心情や周囲の状況を漫画に描き続けてきたしりあがり寿氏が、震災直後に雑誌で発表した短編「海辺の村」に描かれた一コマ。
【ボランティア顔出し】しりあがり寿 氏(漫画家)
2011年文化庁メディア芸術祭と同時開催されていた岩手物産版外にて、「東京で被災地の物産を買えて、ボランティアの顔出しで記念撮影ができる、ちょっと戸惑って、考えて、結局笑ってしっかり支援する」という企画として展示されたものを活用。
【食事室】3がつ11にちをわすれないためにセンター、せんだいメディアアーク、対話工房、中之島まちみらい協議会
「エリア防災」に取り組もうとしている当協議会は、「中之島地区防災お役立ち情報サイト」6選をご紹介するかたちで【食事室】に出展。