白抜き
○マーク
Nakanoshima-Style.comのロゴ制作は、以前「中之島散策」でも紹介した中之島を拠点に活動する“graf”さんによるものです。ロゴデザインを担当してくださった横山さんにお話を伺ってみました。
grafデザイナー 横山さん
「どこかレトロな雰囲気を残しつつ、 それでいて斬新さもある、素敵なロゴですね。 どのような発想や過程を経て作られたのでしょうか。」
横山さん
「 協議会のほうからいただいた3つのイメージ(「水都大阪のシンボル」「人々の交流で活気あふれる街」 「変化を恐れず進化し続ける街」)を 具体化しようと発想を膨らませました。 キーワードは、水・光・人・交流 ・未来・・・などです。 コンセプトを補足すると、楕円にしたのは、 ソフトな印象を与えるためです。 人とのつながりや、途切れず無限(∞)に繋がる、 といった想いも込めています。 」
「ロゴをデザインするときに気を使われるところは?」
横山さん
「WEBや平面図だけでなく、たとえば封筒、紙袋、バッヂなど、その用途に広がりを持たせ 立体に移したときの使い方をイメージしながらデザインします。 」
Nakanoshima-style
「そもそもロゴというのは何なのでしょうか?素人から見ると、ロゴって随分抽象的で 作るのが難しいような気がするのですが・・・」
横山さん
「昔から家系や屋号を表すマークというものは西洋を問わず存在します。 日本であれば、家紋などもそうですが、やはり“そのもの”を象徴する大切なもの。 確かに、そう簡単に作れるわけではありませんので、私もいつも悩みながら作っています(笑) 」
Nakanoshima-style
「中之島はgrafさんのルーツとなる場所だそうですが、今の中之島に求めるものは?」
横山さん
「やはりオフィス街ということで夜、静かですよね。 夜に楽しめるイベントなどがあれば一層盛り上ると思います。 たとえば先日国際美術館で夜に美術鑑賞ができるイベントがあったのですが、 そういうのって 面白い。グラフも22時ぐらいまでオープンしているのですが、 さらにそこから流れていけるような場所やお店があれば楽しいでしょうね。」
Nakanoshima-style
「grafさんも精力的に活動しておられようですので、 今回完成したロゴもgrafさんのデザインということでブランディング力があがりそうです(笑)」
これから(中之島)新線が開通し、 ますます魅力的になっていく街、中之島。 その新たなシンボルマークとして誕生したロゴが、中之島とともに、 末永く人々に親しんでいただけるよう願っています。