中之島北岸“天一”エリアに佇む「dieci(ディエチ)」。1Fがショップ、2Fがカフェ。ショップには洗練されたデザインの北欧雑貨や食器、岡山、熊本、沖縄など日本各地の工房から生まれた器が並びます。器は見た目の美しさだけでなく、オーナーの田丸夫妻が実際に使って良かったもの、これからも使い続けたいと感じたものだけを厳選。「少し値が張るけれど丈夫で長く使えます。器が変わるだけで料理が本当においしそうに見えるんです」とスタッフの田丸さんはおっしゃいます。
二人がセレクトするアイテムはどれも温もりを感じさせますが、その代表格といえば、動物がデフォルメされたオブジェで知られるスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン。ディエチは、その日本輸入総代理店として彼女の作品を全国のショップに卸しています。とくに天神橋店は品数が充実し、リサとのコラボレーションから生まれたオリジナルのオブジェ“ディエチ・キャット”をはじめ、ここでしか入手できないアイテムも扱っています。
ショップとカフェの複合スタイルは1999年のオープン当初から。カフェではgrafのインテリアを配した落ち着いた空間で食事を楽しむことができます。1Fで雑貨を見たあとカフェでお茶を飲みながら、さて買おうかどうしようか、と思いをめぐらす…そんな使い方をしてもらえたら、と田丸さん。カフェの食器はアラビア社をはじめとした北欧食器で提供。1Fのショップで販売されている器もあり、使い心地が気に入れば購入することもできます。
【ディエチな暮らし】 まずはコレから
RUSKA(ルスカ)のプレート 3,024円
フィンランドの老舗メーカー、アラビア社のビンテージ・アイテム。独特の釉薬により一つひとつ模様が異なります。日本の民藝に通じる素朴な色合いで和食や和菓子との相性も抜群。2Fのカフェでも使用されています。直径約20cm。
RUSKA(ルスカ)のプレート 3,024円
フィンランドの老舗メーカー、アラビア社のビンテージ・アイテム。独特の釉薬により一つひとつ模様が異なります。日本の民藝に通じる素朴な色合いで和食や和菓子との相性も抜群。2Fのカフェでも使用されています。直径約20cm。
大阪市北区天神橋1-1-11 天一ビル1、2F