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■この秋、NMAOが熱い!中之島コレクションズ&若きアーティストの共演
平成23年10月

この秋、NMAOが熱い!中之島コレクションズ&若きアーティストの共演

今回は「芸術の秋」を堪能するべく国立国際美術館(NMAO)へ出向きました。NMAOでは2011年10月4日より「中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館」、「アンリ・サラ」、「世界制作の方法」という3つの企画展を開催しています。企画展が3つ同時にはじまるのはNMAO開館以来はじめてということで、前日のレセプションも多いに盛り上がりました。今回はそれぞれの展覧会の魅力をお伝えします。

地図

【大阪のお宝が集結!「中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館」】
国立国際美術館 国立国際美術館と大阪市立近代美術館の2館のコレクションを展示する企画展「中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館」。ところで「大阪市立近代美術館」ってどこにあるのでしょうか。実は「大阪市立近代美術館」は、平成29年度の開館を目指して整備がすすめられている夢の美術館。中之島4丁目、国立国際美術館の隣に建設が計画されており、開館が実現すれば、同館が所有する約4,500点(※23年10月現在)もの作品を、NMAOと「ハシゴ」して楽しむことができ、展覧会やイベントの共同開催など、中之島がより魅力的な文化発信基地となるような企画が期待されています。本展は、そんな未来を一部先取りして、行われることになりました。

「中之島コレクションズ」の展示場は6つのブースに分かれており、1〜3のブースには、大阪市立近代美術館の作品が、4〜6のブースには国立国際美術館の作品が展示されています。

大阪市立近代美術館のブースで圧巻なのが、1つのブースをまるごと占めている大阪生まれの佐伯祐三の作品群。いずれもパリで描かれたものですが、氏の生まれが大阪と聞いてちょっぴり親近感が沸きました。佐伯祐三の描く大阪の風景というのも見てみたいものですね。
そのほか、モディリアーニ、マリー・ローランサン、ユトリロなど、誰もが一度は名前を聞いたことのある有名画家の手によるお宝絵画が惜しみなく出展されています。

国立国際美術館のブースでは、ピカソや、デュシャン、マン・レイといった20世紀美術の名作が展示されています。ポップ・アートの第一人者として知られる、アンディ・ウォーホルの作品など、芸術の進化が伝わってくる、その最たるものだと思われ、美術や絵画の知識がなくても十分楽しめるのではないでしょうか。
佐伯祐三、モディリアーニ
【若き才能が炸裂!「アンリ・サラ」&「世界制作の方法」】
アンリ・サラ、プラレール
「世界制作の方法」は、1970年代生まれの若い9組のアーティスト達が、絵画や彫刻といった従来の美術の枠組を超え、驚きと発見に満ちた表現手法によってそれぞれの作品を展開しています。
開催前日に行われたレセプションで、「世界制作の方法」に出展している一人のアーティストが「自分たちの表現するものが、芸術の範疇(はんちゅう)にはいるのか、わからない。」と発言していましたが、これまでの「芸術」の固定概念を覆すような、クリエイティヴな作品群をここで観ることができます。限られた空間に、それぞれのアーティストの個性が無限に広がり、「次は何が出てくるのだろう?」とワクワクしながら回りました。
また「アンリ・サラ」では、アルバニア出身ベルリン在住のアンリ・サラ氏による、サウンドと建築をテーマにした映像作品を紹介。交互に映し出される2本の映像は、音とムービング・イメージが淡々と流れるだけにも関らず、観る者に強烈なインパクトを与えます。

さて、今回の展覧会で私が一番気にいった作品が、こちら。→
なんと、佐伯祐三の「郵便配達夫」の顔出し看板が、地下一階のホールに設置されているのを発見したのです!くリ抜かれた顔の部分に自分の顔をはめて写真を撮ると、世界でたった1つ(1人)の「郵便配達夫」が誕生します。ユーモアセンス溢れるアソビゴコロに、数年後の大阪市立近代美術館の開館への期待が一層膨らみます。中之島の芸術の街としての発展と、若きアーティスト達のさらなる活躍を祈りながら、美術館をあとにしました。
佐伯祐三看板

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◆国立国際美術館
所在地 大阪市北区中之島4-2-55
問合せ 06-6447-4680(代)
URLhttp://www.nmao.go.jp/

◆中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館 /アンリ・サラ
会期 2011年10月4日(火)〜 12月11日(日)
会場 国立国際美術館 B2階展示場
開館時間 10:00〜17:00(金曜日は〜19:00。入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日
問合せ 国立国際美術館 06-6447-4680(代)
料金 一般420円、大学生130円
無料観覧日:11月5日(土)、11月19日(土)、11月20日(日)、12月3日(土)
※高校生・並びに18歳未満、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものをご提示いただく場合があります。)

全館無料観覧日:11月3日(木・祝)

◆世界制作の方法
会期 2011年10月4日(火)〜 12月11日(日)
会場 国立国際美術館 B3階展示場
開館時間 10:00〜17:00(金曜日は〜19:00。入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日
問合せ 国立国際美術館 06-6447-4680(代)
料金 一般850円、大学生450円
※本料金で「中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館」「アンリ・サラ」もご覧いただけます。
※高校生・並びに18歳未満、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものをご提示いただく場合があります。)
全館無料観覧日:11月3日(木・祝)
 

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