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中之島に「ルーヴル美術館」がやってきた!
■中之島に「ルーヴル美術館」がやってきた!
平成21年
7
月
中之島に「ルーヴル美術館」がやってきた!
膨大なコレクションを誇るフランスのルーヴル美術館。その作品が一挙公開される展覧会は毎年のように話題となりますが、この夏ついに、中之島にある国立国際美術館で「ルーヴル美術館展」が開催の運びとなりました! 大阪での「ルーヴル美術館展」開催は、意外にも初めてなのだそうです。この機会に、展覧会も美術館も、たっぷり楽しもうと思います。
【完全地下型ミュージアム!国立国際美術館】
徒歩で京阪中之島線「渡辺橋」駅から約5分、地下鉄四ツ橋線「肥後橋」駅から約10分の場所に位置する国立国際美術館。到着すると、まずは世界的デザイナー/建築家シーザー・ペリ氏が設計した外観に目を奪われます。
鳥が羽根をおろしているように見える優雅な曲線は、<竹のしなり>を表現。かつて旧館が建てられていた大阪・千里の万博公園に竹林があったことから、その意思を受け継ぐという意味と、伸びやかで生命力あふれる<竹>に<現代美術の発展>のイメージを重ね合わせたデザインになっています。
国立国際美術館では、1945年以降の国内外の現代美術を中心に収集しています。2004年の移転後は取扱いジャンルも広がり、オープン初年の集客数は、旧館時代の約10倍にあたる約48.5万人を記録。ゴッホ展が開催された2005年は、過去最高の178万人を集めたそうです。
館内の見どころは、なんといっても建物全体が地中にあること。壁面の一部には採光がとられているため、地下にありながら明るい自然光が入ります。光の加減で館内の雰囲気が変わることを利用し、展示作品を幻想的に演出するアーティストもいるとか。地下1階の床はタイル造りで、天井の照明に反射してキラキラ輝いています。みなさんも美術館へ出かけたら、天井から床まで“キョロキョロ”してみてくださいね。
それから中之島といえば、その形が似ていることからフランス・パリのシテ島とよく比較されます。移転先は大阪市との協議で決められたそうですが、移転にあたって館長は、シテ島がパリのアート・文化の発信基地であるように中之島もそうなっていきたい、という思いがあったそうです。
【「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」】
美術館を満喫したあとは、いよいよ「ルーヴル美術館展」が開催される地下3階へ向かいます。今回の展覧会では、パリ・ルーヴル美術館が所蔵する古代から近代までの作品、約200点が紹介されますが、“子ども”をテーマに選ばれているのが大きな特徴です。ひとつのテーマで展覧会ができるなんて、さすがルーヴル!
作品は、古代エジプト美術、古代オリエント美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、彫刻、美術工芸品、絵画、素描・版画の7部門から選ばれています。
思わず、カワイイ!とつぶやいてしまったのが、台車に乗ったライオンとハリネズミのおもちゃ。国や時代は違っても、子どもは同じような時間を過ごしているんですね。それから、「少女のミイラと棺」も印象的でした。ミイラと棺の両方が保存されているのは、とても貴重なのだとか。「マスター・ヘア」は、子どもらしい指の動きと、ばら色の頬に目を細めてしまいました。実はこの子どもは、男の子。当時イギリスの上流階級では、ある年齢までの少年は、少女の服装で育てるという風習があったのだそうです。
異なる時代や文明の中で表現された子どもを通じ、人は何を感じ、表現しようとしたのか。ここに集められた作品は、大人が子どもに対する“まなざし”を形にしたものといえるかもしれませんね。
展覧会は、俳優・藤村俊二さんが執事となって作品を解説してくれる音声ガイド(使用料:500円)を聞きながら、楽しく鑑賞しました。毎週金曜日は19:00まで開いているので、会社帰りでも立ち寄れそうです。会期中は、展覧会に連動した講演会やコンサートなどのイベントが企画されているので、ホームページなどでチェックしてから出かけると、もっと楽しめると思います!
〔古代オリエント美術部門〕「台車にのったライオン」「台車にのったハリネズミ」中期エラム時代 前12世紀©RMN / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom
〔古代エジプト美術部門〕「少女のミイラと棺」新王国、ラメセス朝時代、おそらく第19王朝 前1295-前1186年頃©2008 Musée du Louvre / Georges Poncet
〔絵画部門〕ジョシュア・レノルズ「マスター・ヘア」1788年 ©RMN / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom
展覧会も美術館も楽しんだ今回の散策。
この夏、国立国際美術館の隣に設けられた特設会場では、シルク・ドゥ・ソレイユの「コルテオ」大阪公演が上演されますし、中之島の西エリアは、これからさらに盛り上がりそう。ぜひみなさんも中之島へ遊びに来てくださいね!
★招待券プレゼント!「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」★
プレゼントの応募は2009年7月17日(金)13:00 受付分をもって締め切らせていただきました。当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。たくさんのご応募ありがとうございました。
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◆国立国際美術館
所在地
:
大阪市北区中之島4-2-55
問合せ
:
06-6447-4680(代)
URL
:
http://www.nmao.go.jp/
◆ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
会期
:
2009年6月23日(火)〜 9月23日(水・祝)
会場
:
国立国際美術館
開館時間
:
10:00〜17:00
(金曜日は〜19:00。入館は閉館の30分前まで)
休館日
:
月曜日、7月21日(火)
※7月20日(月)、9月21日(月)は開館
問合せ
:
国立国際美術館 06-6447-4680(代)
URL
:
http://www.asahi.com/louvre09/
料金
:
一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円
※中学生以下は無料
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