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中之島演劇祭2006へ行こう!
■中之島演劇祭2006へ行こう!
平成
18
年
10
月
中之島演劇祭2006へ行こう!
先日、堂島川ほとりにある大阪大学中之島センター近くを散歩していたら、かつて空き地だった広場に、鉄骨の骨組みで造られた白いテント屋根が見えました。少し調べてみたところ、中之島でこの秋、新しい試みが行われようとしていました。その名も「中之島演劇祭2006」。演劇初心者の私ですが、中之島を舞台に繰り広げられる演劇祭ということで、やっぱり気になります。そこで今回は、中之島演劇祭の主催元・ABC朝日放送の運営プロデューサー植月幹夫さんにお話をうかがってきました。
しま「『中之島演劇祭2006』はどんなイベントなのですか?」
植月「朝日放送が創立55周年を迎えるにあたって記念事業を行うことになり、2008年の社屋移転により、近接する中之島を盛り上げる意味も込め、そこに劇団を集めて演劇祭を開催してみてはどうだろう、というアイデアから始まりました。演劇祭は、その新社屋建設地に近接した広場に、それぞれ約500人ずつ収容できるテント劇場を二つ設営して、8劇団のべ35公演が約2週間にわたって行われます」
しま「中之島のオフィス街に突然テントが登場するなんて想像するだけでワクワクしてしまいます。このような演劇祭が大規模で行われることは全国的にも珍しいとうかがいました」
植月「そのようですね。制作側も、仮設とはいえテント設営がこんなに大変だとは思いませんでした(笑)。劇場内の客席は、ステージ寄りに桟敷席を作って、その後ろに椅子席を作りました。二つのテントに振り分けられた公演は、お客様がハシゴできるように上演時間をずらしたタイムスケジュールを組んでいます」
しま「演劇祭にはどんな劇団が出演するのですか?」
植月「関西を拠点に活動している8劇団が集まります。若手からベテランまで年齢層も幅広く、分かりやすくて親しみやすい劇団ばかりです。彼らをもっと世に広げたいというのも、この演劇祭のコンセプトのひとつなんです。関西は近鉄小劇場や扇町ミュージアムスクエアといった小劇場がなくなって、さびしいですしね」
しま「テントという異空間は、演じる側にとっても新鮮でしょうね」
植月「そうですね。どの劇団も今回の趣旨をよく理解してくれて。この演劇祭のために新たに作品を書き下ろす劇団もいますし、30人以上の大所帯で芝居する劇団もあります。ステージには"どん帳" (舞台と客席を仕切る幕)もないので、オープニングの場面も各劇団の腕の見せどころだと思います。お芝居の内容も、後藤ひろひとさん率いる"王立劇場"は吉本興業の芸人さんがゲスト出演されるコントスタイルだったり、山内圭哉さんがプロデュースする"WAT MAYHEM"は町田康さんの小説を舞台化したものだったりと、本当に幅広いですよ」
「中之島演劇祭2006」記者会見に出席した各劇団の代表者
しま「濃いキャラクターの方ばかりで、とても賑やかな舞台になりそうですね。初心者の私も楽しめそうです!」
植月「コアな演劇ファンの方はもちろん、普段あまりお芝居を観に行かない方も、ぜひこの機会に足を運ぶきっかけになればと思います。会社帰りに、みなさん誘い合わせて来ていただいても嬉しいですし、ホームページを見てお一人でフラッと来ていただいても嬉しいです(笑)。どうぞ気軽に観に来てください」
しま「中之島演劇祭2006、楽しみにしています。本日はありがとうございました!」
演劇鑑賞というと、初心者にはなんだか近寄りがたいイメージがあって、これまでなかなか観る機会がなかったのですが、植月さんのお話を聞いていると、どれも気軽に楽しめそうなお芝居ばかり。中之島から生まれつつある、この貴重な試みに触れるはじめの一歩として、私もぜひ行ってみようと思います。そうそう、夜は少し冷えるので暖かい服装やブランケットを用意していくとよいそうですよ!
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「中之島演劇祭2006」
朝日放送創立55周年記念事業
開催期間:10/27(金)〜11/10(金)
開催会場:中之島4丁目テント
出演劇団&公演名:
・王立劇場 「The Worst of...」
・リリパット・アーミーII 桂吉朝追善興行「天下御免の馬侍」
・ザ・プラン9「地上最低のショウ」
・ファントマ ハードボイルド西部劇「Red River Valley」
・スクエア「ひかげの軍団」
・ヨーロッパ企画「ブルーバーズ・ブリーダーズ」
・劇団パロディフライ「潮町二番館・旅立ち」
・WAT MAYHEM「パンク侍、斬られて候」
各劇団の上演内容・詳細・スケジュールはこちらから:
http://www.asahi.co.jp/event/engekisai/
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