この「アート・遊」の代表をされる澤井あいさんに、コルビジェにまつわるいろいろなエピソードをたくさんお聞きすることができました。日本にも、コルビジェに大きな影響を受けた近代の建築家が多いとのこと。そういえばこの中之島も素敵な建物が多く残る街。
「建築家の安藤忠雄の愛犬も“コルビジェ”という名前だったのよ!」
この「アート・遊」は、各地で催される展覧会や美術館に数多く作品を納入しているとのこと。コルビジェの版画を多く所有する日本でも指折りのギャラリーらしい、ということがお話しの中で徐々に明らかに。そんなにりっぱなギャラリーだったとは!少し恐縮してしまいました。
また、中之島についてもいろいろお話ししてくださいました。
「すこし行ったところには有名な適塾があって、むこうの通りには老舗の洋服店や、大きな鏡が有名な床屋さんがある。中之島は歴史を持った格のある街、40代50代を迎えた大人の街です。この街では30代はまだまだ若いですよ!(笑)」
確かに中之島を歩いていると、この人はどんなふうに歳を重ねてこられたのだろう、と思ってしまうような素敵な大人の方々とすれ違います。きっと自分の趣味や嗜好を大事にしてこられたのではないかと。
「女性はファッションやお化粧にはとても気を配っていて、それもアートのうちだけど、それだけじゃなく部屋に絵画を飾ったりといった余裕も持って欲しい、ファッションの延長としてアートを生活の中に取り入れてもらいたい。」
ファッションの延長、そう思うと水色のパスモアの版画もさっきよりも身近なものに感じられました。この版画が飾られた部屋を想像して、いつか自分も!と思うのでした。
またコルビジェ以外にも岡本太郎の常設コーナーがあり、そこには先日亡くなられた岡本敏子さん(岡本太郎の実質上の奥さん)を特集した記事が飾られていました。
「岡本敏子は今若い人にすごい人気があるのよ。有名なコピーライターや作家にも熱烈なファンが多いの。」
・・・知りませんでした。戻ってからさっそく
googleで検索。
敏子さんは岡本太郎の専属秘書であり、実質上では奥さんだった方。
敏子さんと岡本太郎のとても素敵なエピソードを読んで、カゲキな岡本太郎のそばで、ハラハラドキドキしながらとても楽しい生涯を送られた方だったんだなーということを知りました。